週明け17日のNY株式市場では、クラウド型セキュリティ・CDNサービス企業のクラウドフレア(@NET/U)が前営業日比13.17％高の51.72ドルと急反発で取引を終えた。ブローカーの格上げが好感されている。
　ウェルズ・ファーゴ証券は最新リポートで、クラウドフレアに対する投資判断を「イコールウェイト」から「オーバーウェイト」に引き上げ、目標株価を62→65ドル（↑5％）に上方修正した。今回の格上は、「株価の下落で、より良い買い場がやってきた」との見解に基づくもの。年初来で約65％下落したものの（＝約34％下落したナスダック総合指数のほぼ2倍の下げ幅）、売られすぎていると主張している。
　キャッシュフローのプラス転換にも期待。前年同期比で50％以上の増収を過去8四半期連続で続けるクラウドフレアについて、「卸チャネル調査によると、第3四半期も50％超の増収を続ける」と予想した上で、「経営陣は直近のカンファレンスコールで22年後半にフリーキャッシュフローがプラスに転換すると予想していた」と指摘している。
　クラウドフレアは11月3日、第3四半期（7〜9月）決算を発表する予定だ。


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