米国で中古車卸売価格の下落基調が続いている。自動車競売会社のマンハイムは7日、11月の中古車価格指数(MUVVI：Manheim Used Vehicle Value Index、季節調整後ベース)を発表し、前月比で0.3％減の199.4に低下したことを明らかにした（前年同月比↓14.2％）。昨年8月以来、200ポイントの大台を下回ったのは今回が初めて。今年1月をピークとし、下落傾向を続けている。
　この統計は、自動車の卸売オークションを手掛けるマンハイムが毎月発表するもの。自動車情報会社Cox Automotive傘下のマンハイムは、年間で約600万台の中古車を販売し、約600億ドル相当の取引につなげている。


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