12日のNY株式市場では、オンラインスポーツ賭博オペレーターのドラフト・キングス(@DKNG/U)が前日比5.28％高の30.49ドルと4日続伸して取引を終えた。ブローカーの格上げが好感されている。
　BofAセキュリティーズは最新リポートで、ドラフト・キングスに対する投資判断を「ホールド」から「バイ」に引き上げ、目標株価を25→35ドル（↑40％）に上方修正した。今回の格上げは、「黒字化」というターニングポイントに近づきつつあるとの見方に基づくもの。オンラインスポーツ賭博を合法化する州が増える一方、コスト面が改善しつつあるとみている。一部州でプロモーションが減り、マーケティング費用の伸びがピークに達したと見込んだ。
　来月4日には第2四半期（4〜6月）決算を発表する予定だ。5月初に発表した第1四半期（1〜3月）決算では、新規ユーザーが急増する一方、顧客獲得コストが27％減ったことを明らかにし、「第2四半期には調整後EBITDAベースで損益分岐点になる」と明らかにしていた。



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