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2023/04/20 09:33

テスラ:第1四半期は2割減益、値下げで営業利益率が低下 無料記事

 電気自動車大手のテスラ(@TSLA/U)は第1四半期(1〜3月)決算を発表し、売上高が前年同期比24.38%増の233億2900万ドルに伸びる半面、純利益が同24.26%減の25億1300万ドルに縮小したことを明らかにした。
 特殊要因を考慮した調整後の希薄化後EPS(非GAAP)は0.85ドル。調整後EPSが市場予想(0.855ドル)とほぼ一致したものの、売上高は市場予想(約233億5300万ドル)をやや下回っている。
 納車台数は36%増の42万2875台に伸びた(内訳は廉価車種「モデル3」と「モデルY」が合計で40%増の41万2180台、高級車種「モデルS」とSUV「モデルX」が27%減の1万695台)。生産台数は44%増の44万808台に上っている。
 自動車の販売価格を下げたことで売り上げが伸びたが、利益を引き下げた。全体の営業利益が26%減の26億6400万ドルに落ち込むなか、営業利益率は19.2→11.4%に低下している。また、フリーキャッシュフローは80%減の4億4100万ドルに縮んだ。
 会社側は23年通期の納車台数見通しを180万台前後に据え置いている。


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