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2023/06/27 08:58

テスラ6%安、有力ブローカーの格下げを嫌気 無料記事

 週明け26日のNY株式市場では、電気自動車大手のテスラ(@TSLA/U)が前営業日比6.06%安の241.05ドルと大幅続落で取引を終えた。有力ブローカーによる格下げがマイナス材料とみなされている。
 ゴールドマン・サックスは最新リポートで、テスラに対する投資判断を「バイ」から「ニュートラル」に引き下げた(目標株価は185→248ドルに上方修正)。
 今回の格下げは、テスラの株価が年初来で急上昇したことと新車価格が下落傾向にある環境の逆風を踏まえたもの。ゴールドマンは「マーケットはテスラ株の長期的な期待により信用を与えたものの、われわれは新車価格を巡る難しい環境とそれが調整後マージン(非GAAP)に与える悪影響も認識している」とコメントした。EV市場でのリーダー的地位を考えると、長期的な成長に有利な立場にあるものの、現時点ではその評価が株価に十分織り込まれていると分析している。


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