詳細
検索 (期間指定)
期間

2023/07/20 12:47

ネットフリックスが引け後8%安、2Q売上高や3Q予想の下振れを嫌気 無料記事

 19日のNYアフターマーケットでは、ネット動画配信大手のネットフリックス(@NFLX/UA)が終値比8.26%安の438.15ドルと急落した(通常取引では前日比0.59%高の477.59ドルで終了)。直近売上高の下振れなどが嫌気されている。
 引け後に発表された第2四半期(4〜6月)決算は、売上高が前年同期比2.72%増の81億8730万ドル、純利益が同3.23%増の14億8761万ドルに伸びるという増収増益の結果だが、売上高が市場予想(約82億9500万ドル)を下回った。有料会員数が増えているものの、(為替変動や一部市場での値下げで)有料会員1件当たりの平均売上高(ARM)が減ったこと等が響いている。
 また、ガイダンスの下振れも懸念材料。会社側は第3四半期(7〜9月)の売上高を7.5%増の85億2000万ドルと予想したが、市場予想の約86億7000万ドルを下回った。
 同社経営幹部は電話会議で、アカウントの有料共有サービスを広げていることについて「ビジネスに与える影響は向こう数四半期にわたって波及する」と言及し、業績に反映されるまでまだ時間がかかることを示唆した。決算資料でも「着実に進歩を遂げてきたが、成長再加速にはまだやるべきことが残っている」とコメントしている。


内容についてのお問い合わせは<info@ashuir.com>まで。

関連ニュース同じカテゴリーのニュース