連休明け5日のNY株式市場では、業務用ソフト大手のオラクル(@ORCL/U)が前日比2.52％高の123.98ドルと逆行高で取引を終えた。ブローカーによる格上げが好感されている。
　バークレイズは最新リポートで、投資判断を「イコールウエイト」→「オーバーウエイト」、目標株価を126→150ドル（↑19％）に上方修正した。今回の格上げは、同社のクラウドサービスへの移行が進んでいることに期待したもの。「より優れたSaaSとOCI（オラクル・クラウド・インフラストラクチャー）の継続的な寄与により、高マージンで堅実な成長を複数年間続けるチャンスがある」と見込んでいる。
　また、GPU大手エヌビディア(@NVDA/U)との関係が強固なこともポジティブ材料視。人工知能(AI)絡みの追い風を受けやすい立場にあると期待した。


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