19日のNYアフターマーケットでは、ネット動画配信大手のネットフリックス（@NFLX/U）が同日終値比6.98％高の337.82ドルと急伸した（通常取引では前日比3.23％安の315.78ドル）。2022年第4四半期に有料会員数が大幅に増えたことが好感されている。
　引け後に発表された22年10〜12月期決算で、会社側は昨年12月末時点の有料会員数が前年同期比4.0％増の2億3075万件、同9月末からの純増数が766万件に上ったことを明らかにした。純増数は市場予想(約450万人)を大きく上回っている。年末にあわせて有力作品を配信したことが寄与したもようだ。また、昨年11月から欧米や日本などで導入した広告付きの低価格プランについて、会社側は「初期の結果に満足している」と説明した。
　会社側はこのほか、23年通期の業績に関して営業利益率を21〜22％、フリーキャッシュフローを30億ドルに見込んでいる。

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