29日のNYアフターマーケットでは、セキュリティソフトベンダーのクラウドストライク・ホールディングス(@CRWD/UA)が同日終値比18.95％安の111.85ドルと急落した（通常取引では前日比1.04％安の138.00ドル）。2023年度第4四半期の売上高見通しが市場予想に届かなかったことなどが逆風だ。
　引け後に発表された22年11月〜23年1月期ガイダンスは、売上高が6億1910万〜6億2820万ドル、調整後の希薄化後EPS（非GAAP）が0.42〜0.45ドルという内容で、売上高が市場予想(約6億3476万ドル)を下回っている(同EPSの市場予想は約0.341ドル)。
　また、同時に発表された23年度第3四半期決算で、新規の年間純経常収益(ARR）が1億9800万ドルと市場予想(約2億900万ドル）に届かなかったことや、累計のサブスクリプション契約顧客数も下振れたことなどがマイナス材料視されたようだ。


内容についてのお問い合わせは＜info@ashuir.com＞まで。