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2023/10/27 10:14

インテルの3Q上振れ、4Qガイダンスも強気 無料記事

 半導体大手のインテル(@INTC/U)は第3四半期(7〜9月)決算を発表し、売上高が前年同期比7.69%減の141億5800万ドル、純利益が同70.85%減の2億9700万ドルに縮小したことを明らかにした。
 特殊要因を考慮した調整後の希薄化後EPS(非GAAP)は0.41ドル。売上高、同EPSはともに市場予想(それぞれ約135億4200万ドル、約0.22ドル)を上回った。主力のPC向け事業は引き続き減収となったものの、コスト削減を推し進めたことなどが奏功し最終黒字を確保している。
 主要部門の売上高は、PC向けチップを含むクライアント・コンピューティング(CCG)部門が3.21%減の78億6700万ドル、データセンター・AI(DCAI)部門が10.36%減の38億1400万ドル、ネットワーク・エッジ(NEX)部門が32.02%減の14億5000万ドルに縮小した。一方、ファウンドリー事業のインテル・ファンドリー・サービシズ(IFS)部門は3億1100万ドルと前年同期(7800万ドル)から売上高が膨らんでいる。また、傘下で自動運転を手掛けるモービルアイの売上高は17.77%増の5億3000万ドルに伸長した。
 会社側は23年第4四半期(10〜12月)の業績について、売上高を約146億〜156億ドルと予想。調整後の希薄化後EPS(非GAAP)は0.44ドルを見込んでいる(市場予想はそれぞれ約143億5000万ドル、0.31ドル)。


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