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2024/02/08 10:06

ウーバーの4Qは上振れ、1Qも強気見通し 無料記事

 配車サービス米最大手のウーバー・テクノロジーズ(@UBER/U)は第4四半期(10〜12月)決算を発表し、売上高が前年同期比15.44%増の99億3600万ドル、純利益が140.16%増の14億2900万ドルに拡大したことを明らかにした。売上高、希薄化後EPS(0.66ドル)はともに市場予想(それぞれ約97億7500万ドル、約0.17ドル)を上回っている。
 収益性が改善するなか、営業損益は6億5200万ドルの黒字に転換した(前年同期は1億4200万ドルの赤字)。2ケタ増収ながら、総費用の伸びを6.11%に抑制したことが寄与している。株式報酬費用などを除いた調整後EBITDA(非GAAP)は93%増の12億8300万ドルに膨らんだ(市場予想:約12億2600万ドル)。
 主要運営指標は、月間アクティブ利用者(MAPCs)が15%増の1億5000万人(第3四半期:15%増)、グロスブッキング(総取扱額)が22%増の375億7500万ドル(同:21%増)に伸びた。前四半期に続き、2ケタ成長が続いている格好だ。
 ガイダンスも楽観的。会社側は24年第1四半期(1〜3月)の業績に関し、グロスブッキングを370億〜385億ドル(前年実績:314億800万ドル)、調整後EBITDAを12億6000万〜13億4000万ドル(同:7億6100万ドル)と予想した。同グロスブッキングの見通しは中間値ベースで市場予想(約372億6000万ドル)を上回っている。


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