EC大手のアマゾン・ドット・コム(@AMZN/UA)は第3四半期（7〜9月）決算を発表し、売上高が前年同期比12.57％増の1430億8300万ドルに伸びるなか、純利益が同243.97％増の98億7900万ドルに膨らんだことを明らかにした。売上高は市場予想（約1415億6300万ドル）を上回っている。
　全体の営業利益は4.43倍の111億8800万ドルに拡大。2ケタ増収を記録した上、営業費用の伸びを5.87％に抑えたことが寄与している。営業利益率は1.98→7.81％（↑5.83ポイント）に改善した。
　事業部門別の売上高は、北米が11％増の878億8700万ドル、海外が16％増の321億3700万ドル、パブリック・クラウド「AWS」が12％増の230億5900万ドルと軒並み拡大した（AWSの増収率は前四半期と同水準）。ビジネス別では、広告が26％増の120億6000万ドル、サードパーティ向けサービスが20％増の343億4200万ドルと好調だった。
　会社側は第4四半期(10〜12月)業績について、売上高を1600億〜1670億ドル（前年同期比7〜12％増）、営業利益を70億〜110億ドル（前年同期：27億ドル）と予想している。


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