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2024/03/25 08:57

米国株大引け概況(詳報): ダウ反落、ナスダックは5日続伸 無料記事

 先週末22日のNY株式市場は、一部大型ハイテク株の上昇が続く半面、その他幅広い銘柄が軟調な展開。主要指標のダウ平均が前日比305.47ドル(0.77%)安の3万9475.90ドルと5営業日ぶりに反落する一方、ハイテク株を中心に構成されるナスダック総合指数が5日続伸で取引を終えた。機関投資家がベンチマークとするS&P500指数も、7.35ポイント(0.14%)安の5234.18ポイントと小幅ながら5営業日ぶりの反落で引けている。
 セクター別では、S&P500全11業種のうち8業種が下落(コミュニケーションや情報技術など3業種は上昇)。REITや金融のほか、一般消費財、素材、生活必需品などが幅広く売られた。クレジットカード大手のビザ(@V/U)が2.45%安、金融大手のJPモルガン・チェース(@JPM/U)が1.23%安、建機大手のキャタピラー(@CAT/U)が1.77%安、鉱山開発大手のフリーポート・マクモラン(@FCX/U)が2.46%安と値を下げている。
 決算発表銘柄はまちまち。自社株買いを発表した物流大手のフェデックス(@FDX/U)が7.35%高と買われたものの、期待外れのガイダンスなどでヨガウエア大手のルルレモン・アスレティカ(@LULU/U)が15.80%安、スポーツ用品大手のナイキ(@NKE/U)が6.90%安と急落した。
 一方、大型ハイテク株は底堅い。GPU大手のエヌビディア(@NVDA/U)が3.12%高、IT機器大手のアップル(@AAPL/U)が0.53%高、ネット検索大手のアルファベット(@GOOGL/U)が2.04%高、EC大手のアマゾン・ドット・コム(@AMZN/U)が0.40%高と強含んだ。


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