2024/09/30 09:37
8月個人消費支出(PCE)は0.2%増、インフレ指標まちまち
米商務省経済分析局(BEA)は27日、8月の個人消費・所得統計(以下、金額は季節調整済み年率換算ベース)を発表し、個人消費支出(PCE)が前月比0.2%増の19兆8971億ドルに伸びたことを明らかにした。増加幅は市場予想(約0.3%増)を下回っている。インフレ調整後の実質個人消費支出は0.1%増えた(市場予想:約0.1%増)。
個人所得は0.2%増の24兆8537億ドル。こちらも増加幅が市場予想(約0.4%増)を下回った。可処分所得(DPI)が0.2%増、インフレ調整後の実質可処分所得が0.1%増となっている。
インフレ指標は、PCE物価指数(PCEデフレーター)、変動の大きい食品・エネルギー品目を除いたコア物価指数(PCEコアデフレーター)がともに前月比0.1%ずつ昇した(市場予想はそれぞれ↑約0.1%、↑約0.2%)。前年同月比ではそれぞれ2.2%、2.7%ずつ上昇(市場予想はそれぞれ↑約2.3%、↑約2.7%)。前者は6月の↑2.5%から減速したが、後者は6月の↑2.6%からやや加速した形だ。
個人消費は米国経済活動の約3分の2を占める重要指標。米連邦準備理事会(FRB)はコア物価指数をインフレ指標として重要視し、2%上昇を目標に掲げている。
内容についてのお問い合わせは<info@ashuir.com>まで。
個人所得は0.2%増の24兆8537億ドル。こちらも増加幅が市場予想(約0.4%増)を下回った。可処分所得(DPI)が0.2%増、インフレ調整後の実質可処分所得が0.1%増となっている。
インフレ指標は、PCE物価指数(PCEデフレーター)、変動の大きい食品・エネルギー品目を除いたコア物価指数(PCEコアデフレーター)がともに前月比0.1%ずつ昇した(市場予想はそれぞれ↑約0.1%、↑約0.2%)。前年同月比ではそれぞれ2.2%、2.7%ずつ上昇(市場予想はそれぞれ↑約2.3%、↑約2.7%)。前者は6月の↑2.5%から減速したが、後者は6月の↑2.6%からやや加速した形だ。
個人消費は米国経済活動の約3分の2を占める重要指標。米連邦準備理事会(FRB)はコア物価指数をインフレ指標として重要視し、2%上昇を目標に掲げている。
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