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2024/09/20 08:48 NEW!!

米国株大引け概況(詳報): 反発、ダウとS&P500は最高値 無料記事

 19日のNY株式市場は、リスクオンムードのなかでハイテク株中心に幅広く買われる展開。主要指標のダウ平均が前日比522.09ドル(1.26%)高の4万2025.19ドル、ハイテク株を中心に構成されるナスダック総合指数が440.68ポイント(2.51%)高の1万8013.98ポイントとそろって反発して取引を終えた。機関投資家がベンチマークとするS&P500指数も、95.38ポイント(1.70%)高の5713.64ポイントと反発で引けている。ダウ平均とS&P500はそろって過去最高値を更新した。
 前日の大幅利下げで、米経済の「ソフトランディング」に対する楽観論が改めて強まる流れ。この日発表された経済統計もその流れを裏付ける結果で、週間の新規失業保険申請件数が下振れて米労働市場の堅調さを示したほか、9月のフィラデルフィア連銀製造業景気指数がプラ1.7(前月:マイナス7.0)と上振れた。
 セクター別では、S&P500全11業種のうち8業種が上昇(ディフェンシブな生活必需品や公益など3業種は逆行安)。特に大型ハイテク株を含む情報技術(↑3%超)、一般消費財(↑2%超)、コミュニケーション(↑2%弱)などの上げが目立った。大型ハイテク株では、GPU大手のエヌビディア(@NVDA/U)が3.97%高、IT機器大手のアップル(@AAPL/U)が3.71%高、クラウド型顧客管理(CRM)ソフトウエア大手のセールスフォース(@CRM/U)が5.37%高、電気自動車大手のテスラ(@TSLA/U)が7.36%高、SNS大手のメタ・プラットフォームズ(@META/U)が3.93%高と急伸している。
 景気敏感株の一角も高い。建機大手のキャタピラー(@CAT/U)が5.12%高、電気製品大手のイートン(@ETN/U)が4.54%高、鉱山開発大手のフリーポート・マクモラン(@FCX/U)が2.78%高と値を上げた。


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