2024/05/16 09:20
4月のCPIが前月比0.3%上昇で下振れ、前年比3.4%上昇に減速
米労働省労働統計局は15日、4月の消費者物価指数(CPI、1982〜84年=100とする)を発表し、季節調整後ベースで前月比0.3%上昇したことを明らかにした。3月(↑0.4%)から鈍化し、市場予想(↑約0.4%)を下回っている。前年同月比では3.4%上昇に減速し(3月:↑3.5%)、市場予想(↑約3.4%)に一致した。
項目別では、食品が横ばいにとどまる一方、エネルギーが1.1%上昇した。これ以外では、家賃を示すシェルターコストが0.4%上昇したほか、アパレルが1.2%上昇、交通サービスが0.9%上昇、医療サービスが0.4%上昇と目立っている。
食品とエネルギーを除いたコアCPIは前月比で0.3%上昇し、市場予想(↑約0.3%)に一致。前年同月比では3.6%上昇(市場予想:↑約3.6%)し、こちらは3月(↑3.8%)から鈍化した。
毎月10営業日に発表されるCPIは、(人口のほとんどを占める)都市部の消費者が消費財やサービスに支払った額の経時変化を平均化したもの。最も広く用いられるインフレ関連の重要指標とされ、財政・金融政策の策定に一定の影響を与える。CPIのサブ指標では、変動幅の大きい食品とエネルギーを除くコアCPIが特に注目される。
内容についてのお問い合わせは<info@ashuir.com>まで。
項目別では、食品が横ばいにとどまる一方、エネルギーが1.1%上昇した。これ以外では、家賃を示すシェルターコストが0.4%上昇したほか、アパレルが1.2%上昇、交通サービスが0.9%上昇、医療サービスが0.4%上昇と目立っている。
食品とエネルギーを除いたコアCPIは前月比で0.3%上昇し、市場予想(↑約0.3%)に一致。前年同月比では3.6%上昇(市場予想:↑約3.6%)し、こちらは3月(↑3.8%)から鈍化した。
毎月10営業日に発表されるCPIは、(人口のほとんどを占める)都市部の消費者が消費財やサービスに支払った額の経時変化を平均化したもの。最も広く用いられるインフレ関連の重要指標とされ、財政・金融政策の策定に一定の影響を与える。CPIのサブ指標では、変動幅の大きい食品とエネルギーを除くコアCPIが特に注目される。
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