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2024/09/30 09:24

ミシガン大学消費者態度指数:9月確報値は70.1、速報値からやや上方修正 無料記事

 ミシガン大学のサーベイ・リサーチセンターは27日、9月の消費者態度指数(確報値)を発表し、前月(67.9)を2.2ポイント上回る70.1に上昇したことを明らかにした(市場予想:約69.4)。9月速報値の69.0から1.1ポイント上方修正している。
 指数の内訳は、「現在の景況感」が63.3(前月:61.3)、「今後の見通し」が74.4(前月:72.1)とそろって上昇した。
 消費者のインフレ期待は、1年期待インフレ率が2.8→2.7%(速報値:2.7%)にやや下がる一方、5年先の期待インフレ率が3.0→3.1%にやや上がった(速報値:3.1%)。
 この統計は、非営利民間調査団体の全米産業審議会(コンファレンスボード)が発表する「消費者信頼感指数(CCI)」と同様に、現在と将来に対する消費者のマインドや消費動向を測る指標。原則的に速報値が毎月第2金曜日、確報値が毎月最終金曜日に発表される。1966年のデータを100として数値化している。アンケート調査の対象は、速報値で300世帯、確報値で500世帯とコンファレンスボードのCCI(調査対象:約5000世帯)より少ない。調査対象が少ないことで数値のブレが大きいものの、速報値はコンファレンスボードの消費者信頼感指数より早く発表される利点がある。


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