2024/10/30 09:43
9月のJOLT求人件数は744万件で下振れ、8月分を下方修正
米労働省は29日、9月の雇用動態調査(JOLTS)を発表し、同求人件数が744万3000件(前月比↓41万3000件)に減少したことを明らかにした(8月分は804万件→786万1000件に下方修正)。下方修正した数値からさらに減った形で、市場予想(約800万件)を大きく下回っている。米現地メディアによると、2021年1月以降で最低値。「フランシーヌ」や「ヘリーン」などのハリケーンが影響した可能性もある。
今月初に発表された9月雇用統計によると、同月の失業者数は683万4000人に上る(失業率は4.1%)。1人の失業者に対し、1.09件の職がある計算。8月の1.13件から減った形だ。
雇用動態調査(JOLTS:JOB OPENINGS & LABOR TURNOVER)は月次ベースで、商業、工業、オフィスの求人情報を掲載(同求人件数には、同月の最終営業日時点で埋まっていない全求人が含まれる)。全米50州・コロンビア特別区の米国企業約1万6000社を調査対象としている。雇用統計が労働市場の供給動向を示す一方、JOLTSは労働市場の需要動向を表す。
内容についてのお問い合わせは<info@ashuir.com>まで。
今月初に発表された9月雇用統計によると、同月の失業者数は683万4000人に上る(失業率は4.1%)。1人の失業者に対し、1.09件の職がある計算。8月の1.13件から減った形だ。
雇用動態調査(JOLTS:JOB OPENINGS & LABOR TURNOVER)は月次ベースで、商業、工業、オフィスの求人情報を掲載(同求人件数には、同月の最終営業日時点で埋まっていない全求人が含まれる)。全米50州・コロンビア特別区の米国企業約1万6000社を調査対象としている。雇用統計が労働市場の供給動向を示す一方、JOLTSは労働市場の需要動向を表す。
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