2025/07/15 08:20 NEW!!
米国株大引け概況(詳報): 小反発、ナスダックは最高値 
週明け14日のNY株式市場は、やや強含む展開。主要指標のダウ平均が前営業日比88.14ドル(0.20%)高の4万4459.65ドル、ハイテク株を中心に構成されるナスダック総合指数が54.80ポイント(0.27%)高の2万640.33ポイントとそろってやや反発して取引を終えた(ナスダックは小幅ながら最高値を更新)。機関投資家がベンチマークとするS&P500指数も、8.81ポイント(0.14%)高の6268.56ポイントと小反発で引けている。
週末に「8月1日から欧州連合(EU)とメキシコからの輸入品に関税30%を課す」と発表されたことで主要指数はマイナス圏で寄り付いたが、上昇基調を崩すまでには至らなかった。両地域のトップが8月1日までにより良い貿易協定をまとめることに意欲を示すなか、市場参加者は先行きに楽観的なスタンスを取り続けている。ただ、関税に伴うインフレ懸念で米国債はやや売られ、長期金利を代表する10年債利回りは4.43%(↑0.03ポイント)に上昇した。
セクター別では、S&P500全11業種のうち7業種が上昇。コミュニケーション、金融、資本財など幅広いセクターが底堅かった。ネット検索大手のアルファベット(@GOOGL/U)が0.76%高、ネット動画配信大手のネットフリックス(@NFLX/U)が1.35%高、電気自動車大手のテスラ(@TSLA/U)が1.08%高と強含んでいる。航空エンジン大手のゼネラル・エレクトリック(GEエアロスペース、@GE/U)、電力インフラ大手のGEベルノバ(@GEV/U)もそれぞれ2.71%、2.94%ずつ買われた。また、今週に決算発表を控えている金融大手のJPモルガン・チェース(@JPM/U)が0.64%高、ゴールドマン・サックス(@GS/U)が1.18%高で引けている。
一方、エネルギーや素材、情報技術の4業種は下落した。このところ好調だった半導体銘柄の一角が売られ、GPU大手のエヌビディア(@NVDA/U)が0.52%安、メモリー大手のマイクロン・テクノロジー(@MU/U)が4.75%安、モバイル半導体大手のクアルコム(@QCOM/U)が2.01%安と値を下げた。また景気敏感セクターでは、石油大手のシェブロン(@CVX/U)が2.36%安、油田サービス大手のハリバートン(@HAL/U)が4.59%安、素材化学大手のダウ(@DOW/U)が4.40%安と売られている。
内容についてのお問い合わせは<info@ashuir.com>まで。
週末に「8月1日から欧州連合(EU)とメキシコからの輸入品に関税30%を課す」と発表されたことで主要指数はマイナス圏で寄り付いたが、上昇基調を崩すまでには至らなかった。両地域のトップが8月1日までにより良い貿易協定をまとめることに意欲を示すなか、市場参加者は先行きに楽観的なスタンスを取り続けている。ただ、関税に伴うインフレ懸念で米国債はやや売られ、長期金利を代表する10年債利回りは4.43%(↑0.03ポイント)に上昇した。
セクター別では、S&P500全11業種のうち7業種が上昇。コミュニケーション、金融、資本財など幅広いセクターが底堅かった。ネット検索大手のアルファベット(@GOOGL/U)が0.76%高、ネット動画配信大手のネットフリックス(@NFLX/U)が1.35%高、電気自動車大手のテスラ(@TSLA/U)が1.08%高と強含んでいる。航空エンジン大手のゼネラル・エレクトリック(GEエアロスペース、@GE/U)、電力インフラ大手のGEベルノバ(@GEV/U)もそれぞれ2.71%、2.94%ずつ買われた。また、今週に決算発表を控えている金融大手のJPモルガン・チェース(@JPM/U)が0.64%高、ゴールドマン・サックス(@GS/U)が1.18%高で引けている。
一方、エネルギーや素材、情報技術の4業種は下落した。このところ好調だった半導体銘柄の一角が売られ、GPU大手のエヌビディア(@NVDA/U)が0.52%安、メモリー大手のマイクロン・テクノロジー(@MU/U)が4.75%安、モバイル半導体大手のクアルコム(@QCOM/U)が2.01%安と値を下げた。また景気敏感セクターでは、石油大手のシェブロン(@CVX/U)が2.36%安、油田サービス大手のハリバートン(@HAL/U)が4.59%安、素材化学大手のダウ(@DOW/U)が4.40%安と売られている。
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