2025/05/16 09:27 NEW!!
4月の小売売上高は前月比0.1%増でやや上振れ、3月から減速 
米商務省センサス局は15日、4月の小売売上高(速報値、季節調整済み、インフレ未調整の名目ベース)を発表し、前月比0.1%増の7241億ドルに伸びたことを明らかにした(前年同月比5.2%増)。市場予想(ほぼ横ばい)をやや上回っている。3月分については「1.4%増」→「1.7%増」に上方修正した。2〜4月の3カ月間では、前年同期比で4.8%増加している。
自動車・部品を除いた4月の小売売上高は前月比0.1%増加(市場予想:約0.3%増)。小売業態別では、自動車・部品ディーラーが0.1%減、ヘルス・パーソナルケア店(薬局・ドラッグストアなど)が0.2%減、ガソリンスタンドが0.5%減、衣料品店が0.4%減、スポーツ用品・趣味・本・音楽店が2.5%減、GMS(百貨店など)が0.2%減、その他小売店が2.1%減と落ち込む一方、家具店が0.3%増、家電量販店が0.3%増、建材・園芸資材店が0.8%増、非店舗販売が0.2%増、飲食店が1.2%増と堅調だった。食料・飲料販売店(スーパーなど)は横ばいだった。
毎月第10営業日に発表されるこの統計は、小売業の月間売上高を推定したもの。国内総生産(GDP)の約7割を占める個人消費の動向を示す統計として、市場で注目されている。調査の方法は、小売・食品サービス企業4700社をサンプリングし、そのデータに基づいて計算するというもの。自動車・部品の占める割合が比較的大きいため、この要素を除いたベースも公表されている。
内容についてのお問い合わせは<info@ashuir.com>まで。
自動車・部品を除いた4月の小売売上高は前月比0.1%増加(市場予想:約0.3%増)。小売業態別では、自動車・部品ディーラーが0.1%減、ヘルス・パーソナルケア店(薬局・ドラッグストアなど)が0.2%減、ガソリンスタンドが0.5%減、衣料品店が0.4%減、スポーツ用品・趣味・本・音楽店が2.5%減、GMS(百貨店など)が0.2%減、その他小売店が2.1%減と落ち込む一方、家具店が0.3%増、家電量販店が0.3%増、建材・園芸資材店が0.8%増、非店舗販売が0.2%増、飲食店が1.2%増と堅調だった。食料・飲料販売店(スーパーなど)は横ばいだった。
毎月第10営業日に発表されるこの統計は、小売業の月間売上高を推定したもの。国内総生産(GDP)の約7割を占める個人消費の動向を示す統計として、市場で注目されている。調査の方法は、小売・食品サービス企業4700社をサンプリングし、そのデータに基づいて計算するというもの。自動車・部品の占める割合が比較的大きいため、この要素を除いたベースも公表されている。
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