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2020/12/21 14:16

アクセンチュアの1Q増収増益、売上高・EPSともに上振れ 無料記事

 コンサルティング大手のアクセンチュア(@ACN/U)は第1四半期(9〜11月)決算を発表し、売上高が前年同期比3.54%増の117億6218万ドル、純利益が同10.56%増の15億27万ドルに伸びたことを明らかにした。投資収益を除いた調整後の希薄化後EPS(非GAAP)は7.96%増の2.17ドル。売上高、同EPSはともに市場予想(それぞれ約113億8400万ドル、約2.06ドル)を上回った。
 部門別の純売上高は、資源が4%減の16億6423万ドルに縮小する半面、通信・メディア・テクノロジーが4%増の23億3364万ドル、金融サービスが7%増の23億4629万ドル、ヘルス・公共サービスが12%増の22億1188万ドルに拡大。製造業はほぼ前年同水準の32億612万ドルだった。
 地域別では、主力の北米が4%、欧州が5%、成長市場(アジア太平洋、ラテンアメリカ、アフリカ、中東)が1%ずつの増収を達成。事業別ではアウトソーシングが9%伸び、コンサルティングの落ち込み(1%減)をカバーした。
 通期売上高ガイダンスを上方修正。会社側は21年8月通期の業績動向について、恒常通貨ベースの増収率を「2〜5%」→「4〜6%」に引き上げた。調整後の希薄化後EPS(非GAAP)は「8.02〜8.25ドル(前年比8〜11%増)」を見込んでいる。


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