2025/12/17 09:37
10月小売売上高は横ばいで下振れ、9月分をやや下方修正 
米商務省センサス局は16日、10月の小売売上高(速報値、季節調整済み、インフレ未調整の名目ベース)を発表し、前月比で横ばいの7326億ドルだったことを明らかにした(前年同月比3.5%増)。市場予想(約0.1%増)をやや下回る水準。9月分については「0.2%増」→「0.1%増」にやや下方修正した。8〜10月の3カ月間では、前年同期比で4.2%増えている。
自動車・部品を除いた10月の小売売上高は前月比0.4%増加した(市場予想は約0.2%増)。小売業態別では、自動車・部品ディーラーが1.6%減、建材・園芸資材店が0.9%減、ヘルス・パーソナルケア店が0.6%減、ガソリンスタンドが0.8%減、飲食店が0.4%減と縮む一方、家具店が2.3%増、家電量販店が0.7%増、食料・飲料販売店(スーパーなど)が0.3%増、衣料品・アクセサリー店が0.9%増、スポーツ用品・趣味・本・音楽店が1.9%増、GMSが0.5%増、その他小売店が1.5%増、非店舗販売が1.8%増と堅調だった。
毎月第10営業日前後に発表されるこの統計は、小売業の月間売上高を推定したもの。国内総生産(GDP)の約7割を占める個人消費の動向を示す統計として、市場で注目されている。調査の方法は、小売・食品サービス企業約4800社をサンプリングし、そのデータに基づいて計算するというもの。自動車・部品の占める割合が比較的大きいため、この要素を除いたベースも公表されている。
内容についてのお問い合わせは<info@ashuir.com>まで。
自動車・部品を除いた10月の小売売上高は前月比0.4%増加した(市場予想は約0.2%増)。小売業態別では、自動車・部品ディーラーが1.6%減、建材・園芸資材店が0.9%減、ヘルス・パーソナルケア店が0.6%減、ガソリンスタンドが0.8%減、飲食店が0.4%減と縮む一方、家具店が2.3%増、家電量販店が0.7%増、食料・飲料販売店(スーパーなど)が0.3%増、衣料品・アクセサリー店が0.9%増、スポーツ用品・趣味・本・音楽店が1.9%増、GMSが0.5%増、その他小売店が1.5%増、非店舗販売が1.8%増と堅調だった。
毎月第10営業日前後に発表されるこの統計は、小売業の月間売上高を推定したもの。国内総生産(GDP)の約7割を占める個人消費の動向を示す統計として、市場で注目されている。調査の方法は、小売・食品サービス企業約4800社をサンプリングし、そのデータに基づいて計算するというもの。自動車・部品の占める割合が比較的大きいため、この要素を除いたベースも公表されている。
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