2025/04/30 10:00
4月の消費者信頼感指数が86.0に低下、3月分はやや上方修正 
非営利民間調査団体の米コンファレンス・ボードは29日、4月の消費者信頼感指数(CCI)を発表し、前月改定値(93.9)を7.9ポイント下回る86.0に低下したことを明らかにした。5カ月連続で下がり、市場予想(約88)を下回っている。なお、3月分については「92.9」→「93.9」にやや上方修正した。同統計の締切日は、4月21日に設定されていた。
4月分の内訳は、現況指数が133.5(前月改定値:134.4)、期待指数が54.4(前月改定値:66.9)とそろって下落している。期待指数は景気後退を示す「80」の水準を3カ月連続で下回った。
シニアエコノミストのステファニー・ギシャール氏は今回の結果について、「コロナ禍以降、見られなかった広範な低下」と警告。「今後6カ月で仕事が減ると予想する消費者の割合(32%)が大不況の最中だった2009年4月とほぼ同じくらい高かった」と指摘している。
コンファレンス・ボードのCCIは、現在と将来に対する消費者のマインドや消費動向を測る指標。調査を開始した1985年のデータを100としている。消費者約5000人に対するアンケート調査を基に算出され、現況指数が40%、期待指数が60%の比率で構成されている。
内容についてのお問い合わせは<info@ashuir.com>まで。
4月分の内訳は、現況指数が133.5(前月改定値:134.4)、期待指数が54.4(前月改定値:66.9)とそろって下落している。期待指数は景気後退を示す「80」の水準を3カ月連続で下回った。
シニアエコノミストのステファニー・ギシャール氏は今回の結果について、「コロナ禍以降、見られなかった広範な低下」と警告。「今後6カ月で仕事が減ると予想する消費者の割合(32%)が大不況の最中だった2009年4月とほぼ同じくらい高かった」と指摘している。
コンファレンス・ボードのCCIは、現在と将来に対する消費者のマインドや消費動向を測る指標。調査を開始した1985年のデータを100としている。消費者約5000人に対するアンケート調査を基に算出され、現況指数が40%、期待指数が60%の比率で構成されている。
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