2025/02/05 11:02
4Q売上高の下振れでアルファベット引け後7%安、AI投資を積み増し 
4日のNYアフターマーケットでは、IT大手のアルファベット(@GOOGL/UA)が終値比7.36%安の191.20ドルと急落した(通常取引は前日比2.56%高の206.38ドルで終了)。直近売上高の下振れや投資費用の増大などが懸念されている。
引け後に発表された第4四半期(10〜12月)決算は、売上高が前年同期比11.77%増の964億6900万ドル、純利益が同28.27%増の265億3600万ドルに伸びるという結果だが、提携サイトなどへの支払い(TAC)を除いた調整後売上高(12.85%増の816億2100万ドル)が市場予想(約828億2000万ドル)を下回った。増収ペースは第3四半期(7〜9月)の「15%」から鈍化している。
クラウド部門の成長は期待以下。グーグル・クラウド部門の売上高は、前年同期比30.05%増の119億5500万ドルに伸びたものの、市場予想(約121億9000万ドル)を下回った。増収ペースが第3四半期の「35%」から減速している。アナト・アシュケナージ最高財務責任者(CFO)は「(コンピューティング能力の)需給がひっ迫しているため、供給能力の増強に全力で取り組んでいる」と述べた。
実際、AI戦略の拡大を続けるなか、会社側は25年に「750億ドル」の設備投資を計画していると発表。市場予想(約579億ドル)を3割ほど上回る高水準に設定した。アシュケナージCFOは電話会議で「この数値は主に、技術インフラへの投資を反映している。最大の要素はサーバー投資で、グーグルサービスやグーグル・クラウド、ディープマインドなどの成長を支えるデータセンターへの投資だ」と説明している。
内容についてのお問い合わせは<info@ashuir.com>まで。
引け後に発表された第4四半期(10〜12月)決算は、売上高が前年同期比11.77%増の964億6900万ドル、純利益が同28.27%増の265億3600万ドルに伸びるという結果だが、提携サイトなどへの支払い(TAC)を除いた調整後売上高(12.85%増の816億2100万ドル)が市場予想(約828億2000万ドル)を下回った。増収ペースは第3四半期(7〜9月)の「15%」から鈍化している。
クラウド部門の成長は期待以下。グーグル・クラウド部門の売上高は、前年同期比30.05%増の119億5500万ドルに伸びたものの、市場予想(約121億9000万ドル)を下回った。増収ペースが第3四半期の「35%」から減速している。アナト・アシュケナージ最高財務責任者(CFO)は「(コンピューティング能力の)需給がひっ迫しているため、供給能力の増強に全力で取り組んでいる」と述べた。
実際、AI戦略の拡大を続けるなか、会社側は25年に「750億ドル」の設備投資を計画していると発表。市場予想(約579億ドル)を3割ほど上回る高水準に設定した。アシュケナージCFOは電話会議で「この数値は主に、技術インフラへの投資を反映している。最大の要素はサーバー投資で、グーグルサービスやグーグル・クラウド、ディープマインドなどの成長を支えるデータセンターへの投資だ」と説明している。
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