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2026/02/02 08:55 NEW!!

米国株大引け概況(詳報): 下落、産金株や半導体株が安い 無料記事

 30日のNY株式市場は、産金株や半導体株を中心に売られる展開。主要指標のダウ平均が前日比179.09ドル(0.36%)安の4万8892.47ドルと反落し、ハイテク株を中心に構成されるナスダック総合指数が223.30ポイント(0.94%)安の2万3461.82ポイントと続落して取引を終えた。機関投資家がベンチマークとするS&P500指数も、29.98ポイント(0.43%)安の6939.03ポイントと3日続落で引けている。
 トランプ大統領が次期FRB議長に前FRB理事のケビン・ウォーシュ氏を指名したことが話題。市場の利下げ期待にそれほど影響を与えるものでは無かったが、やや「タカ派」的な人選との見方で、通貨価値下落に備えた取引が巻き戻るきっかけになった。歴史的な高値水準にあった金と銀の先物がそれぞれ約11%安、約32%安と暴落し、株式市場でも関連の資源株が大きく売られている。米長期金利を代表する10年債利回りは4.24%(↑0.01ポイント)とほぼ横ばいで、VIX指数(恐怖指数)は17.44(↑0.56)と小幅な上昇にとどまった。
 セクター別では、S&P500全11業種のうち7業種が下落。なかでも情報技術と素材の下落率がともに1%余りに上った。産金大手のニューモント(@NEM/U)が11.49%安、鉱山開発大手のフリーポート・マクモラン(@FCX/U)が7.52%安、リチウム大手のアルベマール(@ALB/U)が5.57%安と売られている。また、このところ上昇基調を続けていた半導体銘柄も安い。控えめなガイダンスで半導体検査装置大手のKLA(@KLAC/U)が15.24%安と急落したほか、半導体製造装置大手のアプライド・マテリアルズ(@AMAT/U)が5.57%安、ラム・リサーチ(@LRCX/U)が5.93%安と値を下げた(SOX指数は3.87%安)。好決算で一時20%近く急騰したメモリー大手のサンディスク(@SNDK/U)は6.85%高まで上げ幅を縮小している。
 一方、ディフェンシブな生活必需品やヘルスケアなど4業種は上昇。小売大手のウォルマート(@WMT/U)が1.47%高、飲料大手のペプシコ(@PEP/U)が3.32%高、医薬品・医療機器大手のアボット・ラボラトリーズ(@ABT/U)が3.03%高、石油大手のシェブロン(@CVX/U)が3.33%高と値を上げた。他の個別では、決算上振れで通信キャリア大手のベライゾン・コミュニケーションズ(@VZ/U)が11.83%高と買われたほか、同業のAT&T(@T/U)やTモバイルUS(@TMUS/U)もともに4%余り上昇している。


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