2021/01/22 10:55
インテューイティブ・サージカルの4Q上振れ
外科手術システム大手のインテューイティブ・サージカル(@ISRG/U)は第4四半期(10〜12月)決算を発表し、売上高が前年同期比4.02%増の13億2910万ドル、純利益が同2.09%増の3億6520万ドルに上向いたことを明らかにした。特殊要因を考慮した調整後の希薄化後EPSは同2.87%増の3.58ドル。売上高、同EPSともに市場予想(それぞれ約12億5900万ドル、約3.15ドル)を上回った。
システム出荷台数は336→326台(↓3%)に減少したものの、同社外科システム「ダ・ヴィンチ」を使用した手術件数が約6%伸びたことで全体では増収を確保した。部門別の売上高は、システムが11.86%減の3億6680万ドルに縮小する半面、主力の器具・付属品が11.27%増の7億4690万ドル、サービスが13.18%増の2億1540万ドルに伸びている。
全体の営業利益は4.57%増の4万1580ドル。株式報酬関連費用、無形資産償却などを考慮した場合、調整後の営業利益(非GAAP)は5.73%増の5億3460万ドルとなる。
ガイダンスの発表は見送り。会社側は「第4四半期後半から21年1月にかけて新型コロナ感染が再拡大したことにより、手術件数に影響を及ぼしている。パンデミックによる影響の規模・期間を現時点で予想できない」とコメントし、ガイダンスの発表を見送った。
内容についてのお問い合わせは<info@ashuir.com>まで。
システム出荷台数は336→326台(↓3%)に減少したものの、同社外科システム「ダ・ヴィンチ」を使用した手術件数が約6%伸びたことで全体では増収を確保した。部門別の売上高は、システムが11.86%減の3億6680万ドルに縮小する半面、主力の器具・付属品が11.27%増の7億4690万ドル、サービスが13.18%増の2億1540万ドルに伸びている。
全体の営業利益は4.57%増の4万1580ドル。株式報酬関連費用、無形資産償却などを考慮した場合、調整後の営業利益(非GAAP)は5.73%増の5億3460万ドルとなる。
ガイダンスの発表は見送り。会社側は「第4四半期後半から21年1月にかけて新型コロナ感染が再拡大したことにより、手術件数に影響を及ぼしている。パンデミックによる影響の規模・期間を現時点で予想できない」とコメントし、ガイダンスの発表を見送った。
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