2021/01/22 12:38
12月の住宅着工件数は前月比5.8%増、市場予想を上回る
米商務省センサス局は21日、2020年12月の住宅着工件数を発表し、年率換算値(季節調整済み)で前月比5.8%増の166万9000戸に伸びたことを明らかにした(前年同月比では5.2%増)。市場予想(約156万戸)を上回っている。
種類別着工件数は、5世帯以上の集合住宅が15.2%減の31万2000戸に落ち込む半面、一戸建てが前月比12.0%増の133万8000戸に拡大した。
住宅着工件数の先行指標とされる建設許可件数は、前月比4.5%増の170万9000戸に拡大。こちらも市場予想(約160万8000戸)を上回っている。
米現地メディアによると、記録的に低い住宅ローン金利が支援材料となり、住宅建設が進んでいる状況だ。ただ、木材価格の高騰や労働力の不足などでこの勢いが鈍化する可能性があるという。
住宅建設業者の信頼感は依然として高いものの、足元でやや下落。全米住宅建設業協会(NAHB)が20日に公表した1月の住宅市場指数(HMI)は83(前月比↓3ポイント)に低下した。
内容についてのお問い合わせは<info@ashuir.com>まで。
種類別着工件数は、5世帯以上の集合住宅が15.2%減の31万2000戸に落ち込む半面、一戸建てが前月比12.0%増の133万8000戸に拡大した。
住宅着工件数の先行指標とされる建設許可件数は、前月比4.5%増の170万9000戸に拡大。こちらも市場予想(約160万8000戸)を上回っている。
米現地メディアによると、記録的に低い住宅ローン金利が支援材料となり、住宅建設が進んでいる状況だ。ただ、木材価格の高騰や労働力の不足などでこの勢いが鈍化する可能性があるという。
住宅建設業者の信頼感は依然として高いものの、足元でやや下落。全米住宅建設業協会(NAHB)が20日に公表した1月の住宅市場指数(HMI)は83(前月比↓3ポイント)に低下した。
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