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2021/01/22 15:41

フォード、4Qに年金絡みの特損とリコール費用を計上へ 無料記事

 自動車大手のフォード・モーター(@F/U)は21日、来月初に発表する2020年第4四半期(10〜12月)決算に関し、米国内外の年金制度に絡む再評価損として約15億ドル(税引き前ベース)の特別損失を計上するとの見通しを示した(最終利益ベースでは約12億ドルの損失)。今回のような再測定に伴う損失は、20年末の政策金利が19年末より低下しているために起こるという。なお、調整後EBITや調整後・純利益など非GAAPベースの業績には影響を与えない。
 同社はまた、06〜12年に生産した車約300万台(米国約270万台、カナダ約30万台)についてリコール(回収・無料修理)に乗り出すと発表した。破裂する恐れがあるとされるタカタ製エアバッグ・インフレーター(ガス発生剤)を交換する。リコール費用の約6億1000万ドルは特別費用として扱い、20年第4四半期に計上する予定だ。


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