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2021/01/28 14:04

10〜12月世界スマホ出荷4%増、アップルが首位浮上=IDC 無料記事

 米調査会社IDCは27日、2020年第4四半期(10〜12月)の世界スマートフォン出荷数が前年同期比4.3%増の3億8590万台に伸びたと報告した。(コロナ禍で)通期の出荷台数が前年比5.9%減ったものの、21年に向けて回復傾向が続いていると分析している。
 上位5社の順位は大きく変動した。5G対応端末「iPhone12」の販売好調によって、米アップル(@AAPL/U)が首位に浮上。出荷台数が前年同期比22.2%増の9010万台に膨らみ、市場シェアが23.4%(19年4Q:19.9%)に拡大している。
 2位は韓国サムスン電子。出荷台数が6.2%増の7390万台、市場シェアが19.1%(19年4Q:18.8%)に伸びた。
 3位と4位は中国の小米集団(シャオミ)とOPPO(オッポ)。それぞれ出荷台数が32.0%増の4330万台、10.7%増の3380万台に伸びた。競合の華為技術(ファーウェイ)が大幅な出荷減に見舞われたチャンスに乗じ、それぞれ市場シェアを11.2%(19年4Q:8.9%)、8.8%(19年4Q:8.3%)に広げている。
 一方、5位に沈んだファーウェイは、米国の制裁措置が痛手。出荷量が42.4%減の3230万台、市場シェアが8.4%(19年4Q:15.2%)に縮小した。


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