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2021/01/28 13:35

ラムリサーチの2Qは34%増収、売上高・EPSともに上振れ 無料記事

 半導体製造装置メーカー大手のラムリサーチ(@LRCX/U)の第2四半期(10〜12月)決算を発表し、売上高が前年同期比33.78%増の34億5623万ドル、純利益が同68.94%増の8億6922万ドルに伸びたことを明らかにした。特殊要因を考慮した調整後の希薄化後EPS(非GAAP)は第1四半期比6.34%増の6.03ドル。売上高、同EPSともに市場予想(それぞれ約33億5400万ドル、約5.72ドル)を上回る。NAND需要の回復やファウンドリー向け、ロジック半導体の伸びがけん引する中、2020年は全セグメントで売上高が過去最高を更新した。
 システム販売とサポート関連収入はそれぞれ32.07%増の23億742万ドル、37.35%増の11億4881万ドルに伸びている。出荷先別の売上高は、中国が35%、韓国が21%、台湾が17%、日本が10%を占めた。セグメント別の売上比率は、半導体メモリ向けが68%(うち不揮発性メモリが51%、DRAMが17%)、ファウンドリー向けが26%、ロジック・その他向けが6%となっている。
 会社側は21年第3四半期(1〜3月)の業績動向について、売上高を35億〜39億ドルと予想。調整後の希薄化後EPS(非GAAP)は6.15〜6.95ドルを見込んでいる。


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