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2021/01/28 10:35

12月の耐久財受注が前月比0.2%増で下振れ、コア資本財は0.6%増 無料記事

 米商務省センサス局は27日、2020年12月の耐久財受注額(季節調整済み、半導体は除く)を発表し、前月の改定値(2449億3700万ドル)と比べて0.2%増の2453億2500万ドルに伸びたことを明らかにした。伸びは市場予想(約1.0%増)を下回っている。
 変動の大きい輸送機器(自動車、航空機など)を除いたベースでは0.7%増加(市場予想は約0.5%増)。国防関連を除いたベースでは0.5%増えた。企業の設備投資の先行指標とされるコア資本財(航空機を除く非国防資本財)は0.6%増え、市場予想(約0.5%)を上回っている。
 耐久財は耐久年数が3年以上のモノを指し、同受注額はメーカーの設備投資動向を表す。製品別の内訳は、資本財、自動車・部品、航空機・部品、コンピュータ・電子部品、機械、金属製品など。資本財のなかでもコア資本財の受注動向は、民間設備投資の先行指標として市場から注目を集めている。輸送機器や国防関連は変動が大きいため、全体の耐久財受注額から同要素を除いたベースも算出している。


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