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2019/11/27 08:38

大引け概況(詳報): 小幅続伸、3指数が連日で最高値 無料記事

 26日のNY株式市場は、好調地合いを継いで買いが続く展開。主要指標のダウ平均が前日比55.21ドル(0.20%)高の28121.68ドル、ハイテク銘柄を中心に構成されるナスダック総合指数が15.45ポイント(0.18%)高の8647.93ポイントと小幅ながらそろって3日続伸して取引を終えた。機関投資家の多くがベンチマークとしているS&P500指数も6.88ポイント(0.22%)高の3140.52ポイントと買われ、主要3指数が連日で最高値を切り上げている。
 前日に続き、米中暫定合意への期待が高まっていることが追い風。中国商務部はこの日、劉鶴副首相と米通商代表部(USTR)ライトハイザー代表、ムニューシン米財務長官が電話会議を行ったと発表し、「第1段階の合意に向けて、重要問題を適切に解決することで合意した」と表明している。トランプ大統領もこの日、「第1段階の合意」について「(協議の)完了が近い」と進展を示唆した。
 S&P500全11業種のうち8業種が上昇。REITや生活必需品、一般消費財などの上げが目立った。Eコマース大手のアマゾン・ドット・コム(@AMZN/U)が1.30%上昇したほか、家電量販店大手のベスト・バイ(@BBY/U)が9.86%高、ホームセンター大手のホーム・デポ(@HD/U)が1.08%高、ディスカウントストア大手のターゲット・コーポレーション(@TGT/U)が1.36%高と値を上げた。
 生活必需品セクターでは、飲料大手のコカ・コーラ・カンパニー(@KO/U)とペプシコ(@PEP/U)がそれぞれ1.28%、1.40%ずつ買われたほか、日用品大手のプロクター&ギャンブル(@PG/U)が1.45%上昇している。


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