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2021/02/03 11:07

ファイザーの4Qは下振れ、コロナワクチンの売り上げ1.5億ドル 無料記事

 製薬大手のファイザー(@PFE/U)は第4四半期(2020年10〜12月)決算を発表し、売上高が前年同期比11.81%増の116億8400万ドルに伸びるなか、純損益が5億9400万ドルの黒字に転換したことを明らかにした(前年同期は3億3700万ドルの赤字)。
 特殊要因を考慮した調整後の希薄化後EPS(非GAAP)は0.42ドル。売上高、同EPSはともに市場予想(それぞれ約120億8100万ドル、約0.51ドル)に届いていない。
 主要製品別では、「イブランス」が12%増の14億3600万ドル、「エリキュース」が15%増の12億6200万ドル、肺炎球菌結合型ワクチン「プレベナー13」が11%増の17億5000万ドルだった。独ビオンテックと共同開発した新型コロナワクチン(「BNT162b2」)は、1億5400万ドルを売り上げている。
 会社側は21年12月期通期の業績に関し、売上高を594億〜614億ドル(このうち新型コロナワクチンは約150億ドル)、調整後の希薄化後EPS(非GAAP)を3.10〜3.20ドルと予想した。


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