2021/07/05 13:07
タイソン・フーズが鶏肉製品をリコール、リステリア菌に感染疑い
食肉加工大手のタイソンフーズ(@TSN/U)はこのほど、約850万ポンドの鶏肉製品について自発的なリコールを始めた。米農務省の3日の発表によると、人畜共通感染症の原因となるリステリア菌が混入している疑いがある。
リコールの対象となったのはファヒータ用に加工された冷凍鶏肉製品。昨年12月末から今年4月中旬にかけて、タイソン・フーズのミズーリ州工場で製造された。米国内とプエルトリコのレストランやスーパーマーケットに出荷されている。
同省食品安全検査局によれば、6月9日に米国内で2人がリステリア症を発症したことが確認された。その後の調査で、タイソン・フーズの製品が感染源である証拠が得られたという。発症者計3人のうち一人は死亡した。この問題について、タイソン・フーズは「工場からの出荷時点で製品にリステリア菌が混入したことを示す決定的な証拠はない」と反論している。
リステリア症に関しては、免疫力が低下している人や妊婦の発症リスクが高く、感染した場合に重篤な状態になることがある。
内容についてのお問い合わせは<info@ashuir.com>まで。
リコールの対象となったのはファヒータ用に加工された冷凍鶏肉製品。昨年12月末から今年4月中旬にかけて、タイソン・フーズのミズーリ州工場で製造された。米国内とプエルトリコのレストランやスーパーマーケットに出荷されている。
同省食品安全検査局によれば、6月9日に米国内で2人がリステリア症を発症したことが確認された。その後の調査で、タイソン・フーズの製品が感染源である証拠が得られたという。発症者計3人のうち一人は死亡した。この問題について、タイソン・フーズは「工場からの出荷時点で製品にリステリア菌が混入したことを示す決定的な証拠はない」と反論している。
リステリア症に関しては、免疫力が低下している人や妊婦の発症リスクが高く、感染した場合に重篤な状態になることがある。
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