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2021/04/06 11:11

コロナワクチンの接種ペースが加速、1日平均300万回超に 無料記事

 米国で新型コロナウイルスワクチンの接種ペースが加速している。CNBCがホワイトハウスのコロナ対策担当者の話として伝えたところによると、2日の接種回数が410万回と過去最高記録を達成したほか、過去1週間で1日あたり平均接種回数が300万回を上回ったという。3月上旬(1日あたり約200万回)と比べると、1カ月で5割ほど増えた格好だ。
 米疾病予防センター(CDC)のデータによると、米現地時間5日までで、累計約1億6700万回の接種が行われた。米国人のうち、約1億750万人が少なくとも1回の接種を受け、過半の6200万人超が「予防接種済み」となった(米国民全体の2割弱に相当)。現在接種が進んでいるモデルナ(@MRNA/U)とファイザー(@PFE/U)のワクチンは、2回の接種で「予防接種済み」とされる。すでに成人(18歳以上)の40%超、全人口の3割超(約3人に1人)が少なくとも1回の接種を受けたという。高齢者に限ると、約75%が少なくとも1回の接種を受け、半数超が「予防接種済み」となっている。
 バイデン米大統領は3月末、米成人の9割が新型コロナワクチンを接種できる体制を4月19日までに整える方針を示した。当初は就任後100日以内に「1億回」のワクチン接種を進める方針だったが、同目標が就任後59日目で達成されたため、2倍の「2億回」に目標を引き上げている。


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