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2019/02/07 08:51

大引け概況(詳報):ダウ小反落、ナスダックも安い 無料記事

 6日のNY株式市場は、利益確定の売りに押される展開。主要指標のダウ平均は小幅ながら4 日ぶりに反落し、前日比21.22ドル(0.08%)安の2万5390.30ドルで引けた。ハイテク銘柄の比率が高いナスダック総合指数も3日ぶりに反落し、26.80ポイント(0.36%)安の7375.28ポイントで引けている。
 この日は、ハイテク・ネット大手が安い。グーグルを傘下に置くアルファベット(@GOOGL/U)が2.52%下落したのをはじめ、Eコマース大手のアマゾン・ドット・コム(@AMZN/U)が1.12%安、IT大手のマイクロソフト(@MSFT/U)が1.11%安、ネット動画配信大手のネットフリックス(@NFLX/U)が1.02%安、ネットワーク機器大手のシスコシステムズ(@CSCO/U)が0.47%安と売られた。
 ただ、米企業決算が堅調に推移していることや、米景気の減速懸念が後退していることから、下値を売る動きは限られている。
 フィラデルフィア半導体株指数が6日続伸するなど、半導体セクターは総じて高い。マイクロチップ・テクノロジー(@MCHP/U)の経営幹部が「米中摩擦が今後悪化しなければ、1〜3月期がサイクルの底になる」とコメントしたことが追い風だ。スカイワークス・ソリューションズ(@SWKS/U)が11.49%高と急騰したのをはじめ、マイクロン・テクノロジー(@MU/U)が5.46%高、テキサス・インスツルメンツ(@TXN/U)が4.07%高、アプライド マテリアルズ(@AMAT/U)が2.97%高、ザイリンクス(@XLNX/U)が2.96%高と軒並み買われている。
 他の個別動向では、医療器具大手のボストン・サイエンティフィック(@BSX/U)が2.70%高と急伸。昨年10〜12月期の調整後希薄化後EPSが上振れたことなどが好感されている。


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