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2019/07/11 10:05

S&P500指数が初の3000突破、2000超えから約5年で達成 無料記事

 10日のNY株式市場では、多くの機関投資家がベンチマークとしているS&P500指数が場中に初めて3000ポイントを超え、過去最高値を更新した(終値は前日比0.45%高の2993.07ポイント)。2000ポイントに達した2014年8月26日から約5年後、次の大台を突破した格好だ。
 有力メディアのCNBCによると、14年8月26日から現在までに伸びが大きかった同指数構成銘柄にはハイテク関連のものが多い。同期間中に上げが目立った個別銘柄には、医療機器メーカーのアビオメッド(@ABMD/U)、GPU大手のエヌビディア(@NVDA/U)、半導体大手のアドバンスト・マイクロ・デバイス(@AMD/U)などがある。これら3銘柄の上昇率は、それぞれ909%、728%、707%に達した。また、いわゆるFANG銘柄(フェイスブック、アマゾン、ネットフリックス、グーグル)のうち、アマゾン・ドット・コム(@AMZN/U)とネットフリックス(@NFLX/U)の上昇率も、それぞれ489%、455%と大きい。
 このほか、電子証券取引プラットフォーム運営のマーケットアクセス(@MKTX/U)が486%、ゲームソフト大手のテイクツー・インタラクティブ(@TTWO/U)が424%、指数算出元大手のMSCI(@MSCI/U)が413%、歯列矯正システム大手のアライン・テクノロジー(@ALGN/U)が400%、決済処理サービスを提供するグローバル・ペイメンツ(@GPN/U)が355%を記録した。


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