2019/06/14 10:02
大引け概況(詳報):ダウ3日ぶり反発、ナスダックも高い
13日のNY株式市場は、原油価格の値上がりでエネルギーセクターを中心に買われる展開。主要指標のダウ平均は3日ぶりに反発し、前日比101.94ドル(0.39%)高の2万6106.77ドルで引けた。ハイテク銘柄の比率が高いナスダック総合指数も上昇し、44.41ポイント(0.57%)高の7837.13ポイントと3日ぶりに反発して引けている。
オマーン湾でタンカー2隻が攻撃されたことを受けて供給懸念が広がるなか、WTI先物7月限の清算値は前日比2.2%高の1バレル52.28ドルに上昇した(一時は約4.5%上昇)。これを追い風にエネルギーセクターが強含み、石油大手のエクソン・モービル(@XOM/U)とシェブロン(@CVX/U) が0.88%、0.60%ずつ上昇したほか、油田探査のシュルンベルジェ(@SLB/U)が3.40%高、油田サービスのハリバートン(@HAL/U)が2.80%高、石油・天然ガス開発のEOGリソーシズ(@EOG/U)が1.72%高と買われた。
エネルギー以外のセクターでは、コミュニケーション・サービスの上げが目立つ。エンターテインメント大手のウォルト・ディズニー(@DIS/U)が4.44%高と急伸したのをはじめ、SNS大手のフェイスブック(@FB/U)が1.39%高、グーグルを傘下に置くアルファベット(@GOOGL/U)が1.10%高、通信キャリア大手ベライゾン・コミュニケーション(@VZ/U)が0.45%高と買われている。
米連邦準備制度理事会(FRB)による早期利下げに期待が高まるなか、市場では軟調な米経済指標がプラスに受け止められた。米・週間新規失業保険の申請件数は22万2000件に増加し、市場予想(約21万5000件)を上回っている。
他の個別動向では、ヨガウエア大手のルルレモン・アスレティカ(@LULU/U)が2.12%高と反発。前日引け後に発表された2〜4月期決算で、売上高と希薄化後EPSが上振れたほか、通期ガイダンスを上方修正したことなどが追い風だ。
内容についてのお問い合わせは<info@ashuir.com>まで。
オマーン湾でタンカー2隻が攻撃されたことを受けて供給懸念が広がるなか、WTI先物7月限の清算値は前日比2.2%高の1バレル52.28ドルに上昇した(一時は約4.5%上昇)。これを追い風にエネルギーセクターが強含み、石油大手のエクソン・モービル(@XOM/U)とシェブロン(@CVX/U) が0.88%、0.60%ずつ上昇したほか、油田探査のシュルンベルジェ(@SLB/U)が3.40%高、油田サービスのハリバートン(@HAL/U)が2.80%高、石油・天然ガス開発のEOGリソーシズ(@EOG/U)が1.72%高と買われた。
エネルギー以外のセクターでは、コミュニケーション・サービスの上げが目立つ。エンターテインメント大手のウォルト・ディズニー(@DIS/U)が4.44%高と急伸したのをはじめ、SNS大手のフェイスブック(@FB/U)が1.39%高、グーグルを傘下に置くアルファベット(@GOOGL/U)が1.10%高、通信キャリア大手ベライゾン・コミュニケーション(@VZ/U)が0.45%高と買われている。
米連邦準備制度理事会(FRB)による早期利下げに期待が高まるなか、市場では軟調な米経済指標がプラスに受け止められた。米・週間新規失業保険の申請件数は22万2000件に増加し、市場予想(約21万5000件)を上回っている。
他の個別動向では、ヨガウエア大手のルルレモン・アスレティカ(@LULU/U)が2.12%高と反発。前日引け後に発表された2〜4月期決算で、売上高と希薄化後EPSが上振れたほか、通期ガイダンスを上方修正したことなどが追い風だ。
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