新型コロナワクチン「mRNA-1273」を開発した新興バイオテクノロジー企業、モデルナ(@MRNA/U)は先週末22日、医薬品受託製造開発機関(CDMO)のサムスンバイオロジックス(207490/韓国)と同ワクチンの充填仕上げ業務で提携すると発表した。サムスン仁川工場への技術移転を始めるとともに、同工場の生産ライン（無菌充填仕上げ、ラベリング、パッケージングサービス）を利用し、今年第3四半期から米国外市場にモデルナ製ワクチンの供給を始める予定だ。
　なお、モデルナは21日、新型コロナワクチン「mRNA-1273」が日本と韓国で承認を得たと発表した。また、韓国政府と2つの覚書(MOU)に調印し、mRNAワクチンの研究開発および韓国現地製造での協力を模索することで合意している。


内容についてのお問い合わせは＜info@ashuir.com＞まで。