2019/04/09 08:51
大引け概況(詳報): ダウ反落、ナスダックは続伸
8日のNY株式市場は、好悪材料が入り混じるなかでもみ合う展開。主要指標のダウ平均が前日比83.97ドル(0.32%)安の26341.02ドルと反落する一方、ハイテク銘柄を中心に構成されるナスダック総合指数が15.19ポイント(0.19%)高の7953.88ポイントと続伸して取引を終えた。
ブローカーに格下げされた銘柄群の急落を受けて安く寄り付いたが、中盤からは徐々に買い戻された。堅調な米経済、緩和的な金融政策が続くという「適温相場」への楽観的な見方が根強い。
ただ、ダウ・ナスダックともに6カ月ぶりの高値圏にあることもあり、今週から始まる第1四半期決算の動向、米中貿易協議の動向など、「今後の上値余地を見極めたい」との見方もある。
セクター別では、S&P500全11業種のうち、資本財や公益、REITなど5業種が下落。なかでも資本財セクターの下げが目立つ。墜落事故を起こした主力旅客機の減産を決定した航空機大手ボーイング(@BA/U)が4.44%安、業績の低迷が警戒された重電大手ゼネラル・エレクトリック(@GE/U)が5.20%安と急落した。
一方、エネルギーや生活必需品、情報技術など6業種は上昇した。石油大手のエクソンモービル(@XOM/U)が0.62%高、日用品のプロクター&ギャンブル(@PG/U)が1.27%高、IT端末大手のアップル(@AAPL/U)が1.57%高、Eコマース大手のアマゾン・ドット・コム(@AMZN/U)が0.69%高と買われるなど、大型銘柄の一部が相場を下支えしている。
内容についてのお問い合わせは<info@ashuir.com>まで。
ブローカーに格下げされた銘柄群の急落を受けて安く寄り付いたが、中盤からは徐々に買い戻された。堅調な米経済、緩和的な金融政策が続くという「適温相場」への楽観的な見方が根強い。
ただ、ダウ・ナスダックともに6カ月ぶりの高値圏にあることもあり、今週から始まる第1四半期決算の動向、米中貿易協議の動向など、「今後の上値余地を見極めたい」との見方もある。
セクター別では、S&P500全11業種のうち、資本財や公益、REITなど5業種が下落。なかでも資本財セクターの下げが目立つ。墜落事故を起こした主力旅客機の減産を決定した航空機大手ボーイング(@BA/U)が4.44%安、業績の低迷が警戒された重電大手ゼネラル・エレクトリック(@GE/U)が5.20%安と急落した。
一方、エネルギーや生活必需品、情報技術など6業種は上昇した。石油大手のエクソンモービル(@XOM/U)が0.62%高、日用品のプロクター&ギャンブル(@PG/U)が1.27%高、IT端末大手のアップル(@AAPL/U)が1.57%高、Eコマース大手のアマゾン・ドット・コム(@AMZN/U)が0.69%高と買われるなど、大型銘柄の一部が相場を下支えしている。
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