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2019/01/24 08:34

大引け概況(詳報): 小反発、好決算銘柄が高い 無料記事

 23日のNY株式市場は、好決算銘柄を中心に買われる展開。主要指標のダウ平均が前日比171.14ドル(0.70%)高の24575.62ドルと反発し、ハイテク銘柄を中心に構成されるナスダック総合指数が5.41ポイント(0.08%)高の7025.77ポイントで取引を終えた。
 IT大手のアイ ビ− エム(@IBM/U)や日用品大手のプロクター&ギャンブル(@PG/U)、航空部品・機械大手のユナイテッド・テクノロジーズ(@UTX/U)など、ダウ構成銘柄の一部が好決算で急伸したことが支援材料だ。現地メディアによると、S&P500構成銘柄のうち15%がこれまでに第4四半期決算を発表し、うち78%が市場予想を上回った。同期のEPS成長率は、平均で14%前後になる見通しだ。ただ、世界経済の成長鈍化や米中貿易摩擦の問題などが引き続き懸念されるなかで上値も重い。主要3指数は一時、マイナス圏に沈む場面もみられた。
 セクター別では、S&P500全11業種のうち、素材とエネルギーを除く9業種が上昇。なかでも生活必需品セクターの上げが目立った。前述したようにプロクター&ギャンブルが4.87%高と値を上げたほか、飲料大手のコカ・コーラ・カンパニー(@KO/U)が1.15%高、タバコ大手のフィリップ・モリス・インターナショナル(@PM/U)が1.63%高で引けている。
 他の好決算銘柄も上昇。アイ ビ− エムが8.46%高、メディア大手のコムキャスト(@CMCSA/U)が5.49%高、ユナイテッド・テクノロジーズが5.38%高と買われた。


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