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2019/01/16 08:37

大引け概況(詳報): 反発、ハイテク株が上昇 無料記事

 15日のNY株式市場は、海外株高の流れを引き継ぐ展開。主要指標のダウ平均が前日比155.75ドル(0.65%)高の24065.59ドル、ハイテク銘柄を中心に構成されるナスダック総合指数が117.92ポイント(1.71%)高の7023.83ポイントとそろって反発して取引を終えた。
 世界景気の減速懸念がやや後退したことが追い風。このところ中国景気の減速が懸念されていたものの、この日は中国政府がより大規模な減税策を打ち出すなど景気のテコ入れに積極的な姿勢を示したことがプラス材料視された。
 セクター別では、S&P500全11業種のうち、素材と資本財を除く9業種が上昇。なかでもハイテク・ネット関連の上げが目立った。Eコマース大手のアマゾン・ドット・コム(@AMZN/U)が3.55%高、SNS大手のフェイスブック(@FB/U)が2.45%高、検索大手のアルファベット(@GOOGL/U)が3.33%高、IT大手のマイクロソフト(@MSFT/U)が2.90%高と値を上げている。ネット動画配信大手のネットフリックス(@NFLX/U)は6.52%上昇。米国で値上げに踏み切ったことが刺激材料だ。
 ヘルスケアセクターも上昇。製薬大手のアレクシオン・ファーマスーティカルズ(@ALXN/U)が3.86%高、ブリストル・マイヤーズ スクイブ(@BMY/U)が3.65%高、医療保険大手のユナイテッドヘルス・グループ(@UNH/U)が3.55%高と買われた。ユナイテッドヘルスに関しては、この日発表した10〜12月期業績が上振れたことが好感されている。


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