2019/06/05 08:20
大引け概況(詳報): 急上昇、利下げ期待で全面高
4日のNY株式市場は、利下げ観測が強まるなかで買われる展開。主要指標のダウ平均が前日比512.40ドル(2.06%)高の25332.18ドルと大幅続伸し、ハイテク銘柄を中心に構成されるナスダック総合指数が194.10ポイント(2.65%)高の7527.12ポイントと急反発で取引を終えた。
米連邦準備理事会(FRB)のパウエル議長はこの日の講演で、貿易面の不確実性と物価の停滞を認め、「経済成長を持続させるため、適切な行動をとる」と発言した。利下げを約束したわけではないものの、実施の可能性を示唆したことが好感されている。
貿易摩擦に対する過度な懸念もやや後退。中国商務部が「米中対立は対話で解決可能」との見解を示したこと、メキシコのエブラルド外相が関税回避に向けて自信を示したことなどがプラスに受け止められたようだ。
セクター別では、S&P500全11業種のうち、REITを除く10業種が軒並み上昇。なかでも半導体銘柄を中心にハイテクセクターの上げが目立つ。GPU大手のエヌビディア(@NVDA/U)が6.89%高、半導体大手のアドバンスト・マイクロ・デバイス(@AMD/U)が7.22%高、メモリー大手のマイクロン・テクノロジー(@MU/U)が5.51%高、半導体大手のブロードコム(@AVGO/U)が4.95%高と買われた。また、前日急落したアルファベット(@GOOGL/U)やフェイスブック(@FB/U)、アマゾン・ドット・コム(@AMZN/U)などネット大手も反発している。
金融セクターも高い。銀行大手のバンク・オブ・アメリカ(@BAC/U)とシティグループ(@C/U)がそれぞれ4.95%、5.22%ずつ上昇した。証券大手のモルガン・スタンレー(@MS/U)とゴールドマン・サックス(@GS/U)もそれぞれ4.30%、3.65%ずつ値を上げている。
景気循環セクターも上昇。石油大手のエクソンモービル(@XOM/U)が2.38%高、重電大手のゼネラル・エレクトリック(@GE/U)が4.93%高、鉱山開発大手のフリーポートマクモラン(@FCX/U)が4.03%高で引けた。
内容についてのお問い合わせは<info@ashuir.com>まで。
米連邦準備理事会(FRB)のパウエル議長はこの日の講演で、貿易面の不確実性と物価の停滞を認め、「経済成長を持続させるため、適切な行動をとる」と発言した。利下げを約束したわけではないものの、実施の可能性を示唆したことが好感されている。
貿易摩擦に対する過度な懸念もやや後退。中国商務部が「米中対立は対話で解決可能」との見解を示したこと、メキシコのエブラルド外相が関税回避に向けて自信を示したことなどがプラスに受け止められたようだ。
セクター別では、S&P500全11業種のうち、REITを除く10業種が軒並み上昇。なかでも半導体銘柄を中心にハイテクセクターの上げが目立つ。GPU大手のエヌビディア(@NVDA/U)が6.89%高、半導体大手のアドバンスト・マイクロ・デバイス(@AMD/U)が7.22%高、メモリー大手のマイクロン・テクノロジー(@MU/U)が5.51%高、半導体大手のブロードコム(@AVGO/U)が4.95%高と買われた。また、前日急落したアルファベット(@GOOGL/U)やフェイスブック(@FB/U)、アマゾン・ドット・コム(@AMZN/U)などネット大手も反発している。
金融セクターも高い。銀行大手のバンク・オブ・アメリカ(@BAC/U)とシティグループ(@C/U)がそれぞれ4.95%、5.22%ずつ上昇した。証券大手のモルガン・スタンレー(@MS/U)とゴールドマン・サックス(@GS/U)もそれぞれ4.30%、3.65%ずつ値を上げている。
景気循環セクターも上昇。石油大手のエクソンモービル(@XOM/U)が2.38%高、重電大手のゼネラル・エレクトリック(@GE/U)が4.93%高、鉱山開発大手のフリーポートマクモラン(@FCX/U)が4.03%高で引けた。
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