8日のNY株式市場では、アパレル大手のギャップ(@GPS/U)が前日比2.84％高の32.25ドルと反発して取引を終えた。著名ラッパーとのコラボ服の販売好調が追い風だ。
　CNBCによると、ギャップがカニエ・ウェストのブランド「Yeezy（イージー）」と提携し、米国在住者のみにオンラインで同日発売したダウンジャケット(200ドル)は数時間で完売した。8日は数量を限定して販売されたとみられ、同じ製品が再び販売されるようだ。
　 カニエ・ウェストとの提携については昨年6月に発表されていたが、どのような製品を販売するのかなどの詳細は、これまで明らかにされていなかった。ギャップはダウンジャケット発売のほか、コラボしたユニセックスコートの事前予約を始めている。
　両者の提携は10年間とみられている。カニエ・ウェスト側はロイヤリティ収入が得られるほか、売り上げに応じてギャップの株式を取得する可能性もあるという。


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