先週末4日のNY株式市場では、ヨガウエア大手のルルレモン・アスレティカ（@LULU/U）が前日比3.83％高の329.52ドルと急伸して取引を終えた。2021年2〜4月期決算の上振れなどが追い風だ。
　前日引け後に発表された22年度第1四半期業績は、売上高が前年同期比88％増の12億2646万ドル、純利益が約5倍の1億4495万ドルという好結果で、売上高と調整後の希薄化後EPSが上振れた。
　また、通期ガイダンスを上方修正したことも支援材料だ。売上高を58億2500万〜59億500万ドル、調整後の希薄化後EPSを6.73〜6.86ドルにそれぞれ引き上げている。
　好業績とガイダンスの引き上げを好感し、複数のブローカーが目標株価を上方修正。例えばドイツ銀行が390→401ドル、パイパー・サンドラーが434→440ドルに引き上げた。このうちドイツ銀は最新リポートで、昨年買収した在宅フィットネスの新興企業ミラーとeコマースへの投資を増やしていることを評価した上で、獲得可能な最大市場規模(TAM)の拡大に期待感を示している。


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