週明け24日のNY株式市場では、モバイル決済大手のスクエア（@SQ/U）が前営業日比5.47％高の210.95ドルと急伸して取引を終えた。「中小企業を想定した預金口座を提供する」と報じられたことが追い風だ。
　ブルームバーグ通信は同日、スクエアが中小企業を念頭に普通預金と当座預金の口座を提供する準備を進めていると報じた。実施の時期は不明だが、近いうちに始まる見通し。スクエアは普通預金口座の保有者に対し、今年は0.5％の利息をつける計画だ。
　また、口座を保有する企業はスクエアを通じて決済された売上金に即時にアクセスできる上に、当座預金の支払いに充てることができるようになる。
　スクエアがアップルのiPadとiPhoneのアプリ向けに最近行ったアップデートで、隠されたプログラミング言語の中のコードに書き込まれていたという。
　スクエアは3月、銀行機能を持つ融資会社「Square Financial Services」の営業を始めた。営業の目的は、スクエアの決済サービスを採用している企業などへの融資と預金商品の提供としている。


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