2019/08/30 08:50
大引け概況(詳報):ダウ続伸で326ドル高、ナスダックも上昇
29日のNY株式市場は、米中貿易摩擦の緩和期待で買われる展開。主要指標のダウ平均は続伸し、前日比326.15ドル(1.25%)高の2万6362.25ドルで引けた。ハイテク銘柄の比率が高いナスダック総合指数も続伸し、116.51ポイント(1.48%)高の7973.39ポイントで終了している。
中国商務部の報道官が「貿易摩擦のエスカレートに反対する。冷静な態度で協議し、問題を解決したい」と米国側に呼びかけた上で、実施が危ぶまれている次回の米中協議(9月初旬にワシントンで開催予定)について、「(開催に向けて)米中で議論している」と述べた。これを受けてトランプ大統領も、ラジオ番組で協議継続に意欲を示している。
米景気の底堅さが改めて確認されたことも支援材料。この日発表された4〜6月期GDP(国内総生産)改定値で、個人消費が4.7%増と速報値(4.3%増)から上方修正された(全体では2.1→2.0%に下方修正)。
セクター別では資本財の上げが目立つ。統合テクノロジーのハネウェル・インターナショナル(@HON/U)が2.54%上昇したのをはじめ、建機のキャタピラー(@CAT/U)が2.53%高、コングロマリットのゼネラル・エレクトリック(@GE/U)が2.14%高、多国籍企業のユナイテッド・テクノロジーズ(@UTX/U)が2.08%高と買われた。
情報技術も高い。半導体最大手のインテル(@INTC/U)が2.36%上昇したほか、IT大手のマイクロソフト(@MSFT/U)が1.89%高、IT機器大手のアップル(@APPL/U)が1.69%高、ITグループ大手のアイビーエム(@IBM/U)が1.60%高と値を上げている。
他の個別動向では、ディスカウントショップ大手のダラー・ゼネラル(@DG/U)が10.68%高と急騰。この日発表された5〜7月期業績で既存店売上高が上振れたほか、通期の予想EPSを上方修正したことなどが刺激材料だ。
内容についてのお問い合わせは<info@ashuir.com>まで。
中国商務部の報道官が「貿易摩擦のエスカレートに反対する。冷静な態度で協議し、問題を解決したい」と米国側に呼びかけた上で、実施が危ぶまれている次回の米中協議(9月初旬にワシントンで開催予定)について、「(開催に向けて)米中で議論している」と述べた。これを受けてトランプ大統領も、ラジオ番組で協議継続に意欲を示している。
米景気の底堅さが改めて確認されたことも支援材料。この日発表された4〜6月期GDP(国内総生産)改定値で、個人消費が4.7%増と速報値(4.3%増)から上方修正された(全体では2.1→2.0%に下方修正)。
セクター別では資本財の上げが目立つ。統合テクノロジーのハネウェル・インターナショナル(@HON/U)が2.54%上昇したのをはじめ、建機のキャタピラー(@CAT/U)が2.53%高、コングロマリットのゼネラル・エレクトリック(@GE/U)が2.14%高、多国籍企業のユナイテッド・テクノロジーズ(@UTX/U)が2.08%高と買われた。
情報技術も高い。半導体最大手のインテル(@INTC/U)が2.36%上昇したほか、IT大手のマイクロソフト(@MSFT/U)が1.89%高、IT機器大手のアップル(@APPL/U)が1.69%高、ITグループ大手のアイビーエム(@IBM/U)が1.60%高と値を上げている。
他の個別動向では、ディスカウントショップ大手のダラー・ゼネラル(@DG/U)が10.68%高と急騰。この日発表された5〜7月期業績で既存店売上高が上振れたほか、通期の予想EPSを上方修正したことなどが刺激材料だ。
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