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2021/05/10 10:05

シェイク・シャック15%安、複数ブローカーが目標株価を下方修正 無料記事

 先週末7日のNY株式市場では、ロードサイドハンバーガースタンドのシェイク・シャック(@SHAK/U)が前日比15.28%安の89.48ドルと急落して取引を終えた。足元販売の下振れを受け、ブローカー各社が目標株価を引き下げたことなどが嫌気されている。
 前日引け後に発表された第1四半期(1〜3月)決算は、売上高が前年同期比8.45%増の1億5528万ドルに伸びるなか、純損益が130万ドルの黒字に転換するという結果だが(前年同期は96万ドルの赤字)、売上高が市場予想(約1億6157万ドル)を下回った。 
 業績ガイダンスもやや低調。シェイク・シャックは第2四半期(4〜6月)の業績について、売上高を1億7400万〜1億8300万ドルになると予想した。現地メディアによると、中間値ベースで市場予想を下回る水準。会社側は「都市部の店舗やスポーツスタジアムでの販売苦戦が全体の業績を圧迫し続けている」とコメントしている。
 ブローカーの間では、目標株価を小幅に引き下げる動きが相次ぐ。カウエンは最新リポートで、「マーケットパフォーム」の投資判断を続けた上で、目標株価を97→93ドル(↓4%)に下方修正した。また、ウェドブッシュやオッペンハイマーも、シェイク・シャックに対する目標株価をそれぞれ122→114ドル(↓6%)、132→124ドル(↓6%)に引き下げている。


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