2019/04/16 08:27
大引け概況(詳報): 小反落、さえない決算で金融株が重し
週明け15日のNY株式市場は、決算動向をにらみながらやや弱含む展開。主要指標のダウ平均が前営業日比27.53ドル(0.10%)安の26384.77ドル、ハイテク銘柄を中心に構成されるナスダック総合指数が8.15ポイント(0.10%)安の7976.01ポイントとそろって小反落で取引を終えた。
金融株の下落が重し。銀行大手のジェイピー・モルガン・チェース(@JPM/U)が1.14%安、バンク・オブ・アメリカ(@BAC/U)が1.09%安、証券大手のゴールドマン・サックス(@GS/U)が3.81%安と値を下げた。ゴールドマンがこの日発表した第1四半期(1〜3月)決算で、売上高が市場予想を下回ったことが響く。ジェイピー・モルガン・チェースの好決算で同セクターが先週金曜に急伸していたものの、この日は利食い売りに押された格好だ。同じく先週末に急上昇していたエネルギーや資本財など景気循環セクターも売られた。
一方、生活必需品やヘルスケアなど、ディフェンシブセクターは上昇。消費財大手のプロクター&ギャンブル(@PG/U)が0.64%高、飲料大手のコカ・コーラ・カンパニー(@KO/U)が0.56%高、小売大手のウォルマート(@WMT/U)が0.86%高、医療保険大手のユナイテッドヘルス・グループ(@UNH/U)が3.13%高と買われた。ユナイテッドヘルスは16日寄り前、1〜3月期決算を発表する予定だ。
他の個別動向では、産業廃棄物処理大手のウエイスト・マネジメント(@WM/U)が2.43%高と買われ、上場来高値を更新。「同業アドバンスト・ディスポーザル・サービシズ(@ADSW/U)を約29億ドルで買収する」と発表したことが刺激材料だ。
内容についてのお問い合わせは<info@ashuir.com>まで。
金融株の下落が重し。銀行大手のジェイピー・モルガン・チェース(@JPM/U)が1.14%安、バンク・オブ・アメリカ(@BAC/U)が1.09%安、証券大手のゴールドマン・サックス(@GS/U)が3.81%安と値を下げた。ゴールドマンがこの日発表した第1四半期(1〜3月)決算で、売上高が市場予想を下回ったことが響く。ジェイピー・モルガン・チェースの好決算で同セクターが先週金曜に急伸していたものの、この日は利食い売りに押された格好だ。同じく先週末に急上昇していたエネルギーや資本財など景気循環セクターも売られた。
一方、生活必需品やヘルスケアなど、ディフェンシブセクターは上昇。消費財大手のプロクター&ギャンブル(@PG/U)が0.64%高、飲料大手のコカ・コーラ・カンパニー(@KO/U)が0.56%高、小売大手のウォルマート(@WMT/U)が0.86%高、医療保険大手のユナイテッドヘルス・グループ(@UNH/U)が3.13%高と買われた。ユナイテッドヘルスは16日寄り前、1〜3月期決算を発表する予定だ。
他の個別動向では、産業廃棄物処理大手のウエイスト・マネジメント(@WM/U)が2.43%高と買われ、上場来高値を更新。「同業アドバンスト・ディスポーザル・サービシズ(@ADSW/U)を約29億ドルで買収する」と発表したことが刺激材料だ。
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