2021/05/27 11:17
オクタの1Qは37%増収、売上高・調整後EPSともに上振れ
企業向けクラウドID管理サービスを手掛けるオクタ(@OKTA/U)は第1四半期(2〜4月)決算を発表し、売上高が前年同期比37.27%増の2億5100万ドルに伸びる一方、純損失が1億923万ドルに拡大したことを明らかにした(前年同期は5766万ドルの純損失)。特殊要因を考慮した調整後の希薄化後EPS(非GAAP)はマイナス0.10ドル(前年同期はマイナス0.06ドル)。売上高、同EPSはともに市場予想(それぞれ約2億3914万ドル、約マイナス0.20ドル)を上回った。
顧客基盤が堅調に拡大を続ける中、業績が伸びている。総顧客数は27%増の1万650社に伸び、年間契約額が10万ドルを超える大口顧客は31%増の2075社に伸長した。既存顧客の売上継続を計測する指標のネット・リテンションレート(ドルベース)は120%となっている(前四半期、前年同期はともに121%)。
サブスクリプション売上高と全体の請求額はそれぞれ38%増の2億4000万ドル、74%増の3億6400万ドルに拡大した。契約済み履行義務(RPO:Remaining Performance Obligations)は、52%増の18億9000万ドルに伸びている。
買収関連の費用増で赤字が拡大。全体の営業損失は9068万ドルに増加している(前年同期は5219万ドルの営業赤字)。株式報酬や買収関連費用などを除いた場合、調整後の営業損失は1589万ドルとなる(同1234万ドルの赤字)。
会社側は22年1月通期の業績動向について、売上高と調整後の希薄化後EPS(非GAAP)をそれぞれ12億1500万〜12億2500万ドル(前年比45〜47%増)、マイナス1.16〜マイナス1.13ドルに見込んでいる(5月に買収を完了したAuth0の業績算入を含む)。
内容についてのお問い合わせは<info@ashuir.com>まで。
顧客基盤が堅調に拡大を続ける中、業績が伸びている。総顧客数は27%増の1万650社に伸び、年間契約額が10万ドルを超える大口顧客は31%増の2075社に伸長した。既存顧客の売上継続を計測する指標のネット・リテンションレート(ドルベース)は120%となっている(前四半期、前年同期はともに121%)。
サブスクリプション売上高と全体の請求額はそれぞれ38%増の2億4000万ドル、74%増の3億6400万ドルに拡大した。契約済み履行義務(RPO:Remaining Performance Obligations)は、52%増の18億9000万ドルに伸びている。
買収関連の費用増で赤字が拡大。全体の営業損失は9068万ドルに増加している(前年同期は5219万ドルの営業赤字)。株式報酬や買収関連費用などを除いた場合、調整後の営業損失は1589万ドルとなる(同1234万ドルの赤字)。
会社側は22年1月通期の業績動向について、売上高と調整後の希薄化後EPS(非GAAP)をそれぞれ12億1500万〜12億2500万ドル(前年比45〜47%増)、マイナス1.16〜マイナス1.13ドルに見込んでいる(5月に買収を完了したAuth0の業績算入を含む)。
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